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realme 14 Pro 5G (Dimensity 7300 Energy)のAntutuスコアと分析

AnTuTuスコアとは、スマートフォンやタブレットの性能を評価するための総合的なベンチマークスコアです。AnTuTuアプリを使ってCPU、GPU、メモリ、ユーザーエクスペリエンス(UX)などの項目で各デバイスのパフォーマンスを測定します。スコアが高いほど処理能力やグラフィック性能が優れているとされ、主に端末の比較や購入検討時の指標として使用されます。AnTuTuは定期的にアップデートされ、最新のハードウェアや技術に対応するよう調整されています。

2025年に発売されたrealme 14 Pro 5GはSoC (System on Chip)としてMediaTek Dimensity 7300 Energyを搭載しています。Antutuのスコアはバージョンver10で 713,000程度です。

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realme 14 Pro 5G
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AnTuTu ver10
realme 14 Pro 5G

Dimensity 7300とDimensity 7300 Energyはどちらも4nmプロセスで製造されたミッドレンジ向けSoCで、同じCPU構成(Cortex-A78×4+Cortex-A55×4)とMali-G615 GPUを搭載しています。どちらもAI性能に優れ、第6世代APUにより前世代比で約2倍のAI処理性能を持ちます。Energy版は特に省電力性を強化しており、バッテリー持ちや発熱を抑える最適化が施されています。通常版と比べてAI処理の実行効率が高く、AIカメラや画像処理機能との相性が良好です。どちらも200MPまでのカメラに対応し、高品質な写真・動画撮影が可能です。Energy版は特定ブランド(例:OPPO)向けに最適化されており、バッテリー寿命を伸ばしつつ性能を維持しています。ゲーム性能も高く、HyperEngineによる滑らかなフレームレートを実現します。大まかな性能は同等ですが、Energy版は省電力性とAI体験を重視した設計です。価格帯を維持しつつ使い勝手を高めたい機種に適したチップです。

ではrealme 14 Pro 5GのAntutuスコアについて、ここ最近3年間に発売されたスマホのAntutuスコアのデータを基に分析してみます。

ここ3年のAntutuスコア分布で見る。
realme 14 Pro 5Gはどの位置にある?

ここ3年でのAntutuスコアを集計してグラフで表示しました。横軸はAntutuスコア、縦軸はボリューム数になります。ボリューム数とはyourfones.netでここ3年で登録されているスマホの総数を100とした場合での割合(%)となりますので、数が大きいほどスマホの台数が多く、マーケットに多く投入されていることを示します。

赤色の縦棒はrealme 14 Pro 5GのAntutuスコアを示しています。水色はここ3年でのAntutuスコアの分布です。このグラフからここ3年のスマホの中でrealme 14 Pro 5Gがどこに位置しているのかわかります。

このAntutuスコアの分布図よりrealme 14 Pro 5Gはここ3年のAntutuスコアとしては若干控え目と言えますが、日常使いでは十分使えるスマホ。サイズ感や重さ、カメラのスペックやメモリ、ストレージの容量などもじっくり比較するなら納得のいくスマホを購入できるでしょう。

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