ライカカメラを搭載した最高峰のスマホ Xiaomi Ultraシリーズ。今回は2025年に登場したXiaomi 15 Ultraと前モデルXiaomi 14 Ultraを比較してみたい。
Xiaomi 15 UltraとXiaomi 14 Ultraの本体デザインを並べて比較してみた

Xiaomi 15 Ultra

Xiaomi 14 Ultra
本体デザインを見てみよう。ご覧の通り、デザインはXiaomi 14 Ultraからキープコンセプトであり、大型のカメラユニットが中央に配置されている。このデザインが目立つ存在であるため、このデバイスをカメラとして見るか、それともスマホとして見るかによって、好みが分かれるところである。
Xiaomi 14 Ultraの背面はナノテクノロジーヴィーガンレザーを使用しているため、滑り難く、撮影時もしっかりグリップするため使いやすい。摩耗と汚れに強く、さらに耐久性を強化しているが、汚れが気になるならホワイトよりもブラックのほうがいいだろう。100周年記念の名作「LEICA M10-P」を称えつつ、現代のクラフトマンシップとシームレスに融合した。
Xiami 15 Ultraはさらにプレミアムでクラシックなデザインを意識している。特にシルバークロームは新しい航空宇宙グレードのグラスファイバーとPUレザーを組み合わせて、高級感のあるクラシックな外観を実現した特徴的なデザインである。ホワイトはシルクのようなデザインが描かれておりこちらも高級感がある。さらにブラックはカメラユニット周囲に赤いデコリングがあり、プロフェッショナルな雰囲気が感じられる。どれもフラッグシップにふさわしいカラーであり、ひと手間かけてデザインされている。
Xiaomi 15 Ultraは、新形状の高強度アルミフレームやCornin Gorilla Glass 7i で保護されたカメラ装飾により、次世代の Xiaomi Guardian Structure を採用。落下や摩耗に対する耐性がさらに向上している。カメラは持ち出す機会が増えるため嬉しい点である。
Xiaomi 15 UltraとXiaomi 14 Ultraの本体やディスプレイを実寸で並べて比較してみた
本体やディスプレイを実寸で比較してみよう。ご覧の通り、本体サイズはほぼ同じであり、0.1mm前後の違いしかなく、サイズ感や四隅の形状もほぼ同じでありキープコンセプトであることがわかる。
どちらもAll Around Liquid Displayで4つの側面とコーナーが曲げられている。スマホとしてもカメラとしても持ちやすいグリップ感が考えられている。
さらにどちらもWQHD+であり、解像度やインチ数、リフレッシュレートも同じ。最高輝度がXiaomi 15 Ultraは3,200ニトに対してXiaomi 14 Ultraは3,000ニト。若干の向上が見られるが、通常利用においては大差ないと思ってもいいだろう。
2cm
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Xiaomi 15 UltraMTT MOMOCO78% 18:12AnTuTu ver10Xiaomi 15 Ultra
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Xiaomi 14 UltraMTT MOMOCO78% 18:12AnTuTu ver10Xiaomi 14 Ultra
Xiaomi 15 UltraとXiaomi 14 Ultraをスペックの一覧表で比較
Xiaomi Ultraシリーズと言えばやはりカメラ。まずはカメラを比較してみたい。
メインカメラは同じSONYのLYT-900という1インチのイメージセンサーが使用されているが、Xiaomi 15 Ultraでは可変絞りが省かれたことが大きな違いと言えるだろう。可変絞りは街灯や自動車のライトなどのスターバースト(光条)が撮影できた。Xiaomi 15 Ultraでは難しくなり、表現力が下がってしまうのは残念なところだろう。
超広角カメラも同じ5,000万画素ではあるもののf値が14 Ultraが1.8に対して、15 Ultraは2.2であり、画角も122°から115°に狭くなっている。
望遠カメラはどちらもイメージセンサーにSONY IMX858を使用しており焦点距離は少し違うもののほぼ同じ。
超望遠カメラは14 Ultraが焦点距離が120mm、15 Ultraが100mmとなったものの、画素数が15 Ultraは2憶画素に大幅に向上している。
つまりXiaomi 15 Ultraはメインや超広角カメラをデグレードして、その代わり超望遠カメラを強化した、望遠重視のカメラになったと言えるだろう。
重さは14 Ultraが219.8 gに対して、15 Ultraは226g。約6グラムの重量増となるが総重量の3%程度のため気にならない違いである。その代わりバッテリーが15 Ultraは増量され5410mAhとなる。14 Ultraのバッテリーの減りは気になるものであったのでバッテリー増量は的を射た改良と言えるだろう。
どちらもIP68防水対応、Felica非対応。14 UltraはeSIM非対応だったが15 Ultraは対応しているのは嬉しい。
さらにフラッグシップにふさわしく、常に最高のプロセッサーを搭載している。15 UltraはSnapdragon 8 Eliteを搭載しているため、処理速度は大幅に改良された。カメラの画像生成処理に大きな力を発揮し、またゲームや生成AIにも生かされるため、単にカメラのためだけのスマホではない。
Xiaomi 15 Ultra | Xiaomi 14 Ultra | |
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キャリア |
SIMフリー |
SIMフリー |
メーカー | Xiaomi | Xiaomi |
予算 | 予算179,800円 | 予算199,900円 |
発売日 | 2025年3月18日 | 2024年5月16日 |
画面サイズ | 6.73 インチ | 6.73 インチ |
解像度 | 1,440 x 3,200 | 1,440 x 3,200 |
ディスプレイ詳細 | AMOLED | AMOLED |
最大リフレッシュレート | 120 Hz | 120 Hz |
最大輝度 | 3200 nits | 3000 nits |
本体サイズ | 75.3mm x 161.3mm x 9.35mm | 75.3mm x 161.4mm x 9.2mm |
重さ | 226 g | 219.8 g |
プロセッサー | Qualcomm Snapdragon 8 Elite | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 |
OS | Android 15 | Android 14 |
背面カメラ1 | 5,000万画素(f/1.63) | 5,000万画素(f/1.63) |
背面カメラ1 詳細 | LYT-900, 1", OIS, 23mm | f/1.63-f/4.0, LYT-900, 1/1", OIS, 23mm |
背面カメラ2 | 5,000万画素(f/2.2) | 5,000万画素(f/1.8) |
背面カメラ2 詳細 | 超広角115°, 14mm, 5cm macro | 超広角122°, IMX858, 12mm, 5cm macro |
背面カメラ3 | 5,000万画素(f/1.8) | 5,000万画素(f/1.8) |
背面カメラ3 詳細 | 光学3倍, OIS, IMX858, 70mm, 10cm macro | 光学3.2倍, OIS, IMX858, 75mm, 10cm macro |
背面カメラ4 | 20,000万画素(f/2.6) | 5,000万画素(f/2.5) |
背面カメラ4 詳細 | 光学4.3倍, OIS, Samsung HP9, 100mm | 光学5倍, OIS, IMX858, 120mm, 30cm macro |
背面カメラ5 | ||
背面カメラ5 詳細 | ||
前面カメラ1 | 3,200万画素(f/2) | 3,200万画素(f/2) |
前面カメラ1 詳細 | ||
前面カメラ2 | ||
前面カメラ2 詳細 | ||
バッテリー | 5,410 mAh | 5,000 mAh |
連続動画再生時間 | 25 時間 | |
RAM(GB) | 16 G | 16 G |
ROM(GB) | 512/1000 G | 512 G |
Antutu | 2,709,000 ver10(推定) | 1,893,000 ver10 |
防水 | IPX8 | IPX8 |
防塵 | IP6X | IP6X |
SIM | Dual SIM (nano SIM + nano SIM or nano SIM + eSIM, eSIM + eSIM) | dual sim(nano SIM + nano SIM) |
決済機能 | NFCあり | NFCあり |
結局、Xiaomi 15 UltraとXiaomi 14 Ultraはどっちがいいの?
Xaiomi 14 Ultra登場でスマホ業界にインパクトを与え好評を得たスマホだけに、Xiaomi 15 Ultraはコンセプトを変えずに、前モデルの欠点を改良しつつ、最新トレンドを反映したモデルと言える。
そのためデザインやディスプレイは大きく変わらず、Xiaomi 15 Ultra登場後でも、Xiaomi 14 Ultraは古臭さは全く感じさせられず、十分現役モデルとなり得る。このように前モデルを陳腐化させずに新モデルを開発できるのは、伝統あるLeicaに敬意を表すというコンセプトを重視しているからと言えるだろう。
2025年のフラッグシップスマホは引き続きカメラ機能が重視され、その中でも特に、生成AIや超高解像度カメラを駆使することで望遠機能が強化されている。Xiaomi 15 Ultraもそのトレンドに合わせたものと言えるが、Xiaomiのスマホはコスパ感も重視しているため、望遠機能を強化した分、その他の機能を抑える必要があったと思われる。そのためメインカメラの可変絞りの省略や超広角カメラは若干性能がダウングレードしていることは残念ではある。ただ、この違いを意識しているならば、今でもXiaomi 14 Ultraをあえて選ぶ理由もあるだろう。
カメラの望遠機能を重視し、Snapdragon 8 Eliteによるパワフルなプロセッサーを使用する機会が多いならXiaomi 15 Ultraをお勧めしたい。しかしメインカメラや超広角カメラでの表現力を楽しみたいのであればXiaomi 14 Ultraも14 Ultraならではの撮影が楽しめるだろう。15 Ultra登場によって14 Ultraが値下がりして買いやすくなるのも14 Ultraのメリットである。
Xiaomi 15 UltraとXiaomi 14 Ultraをもっと詳しく比較してみよう
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